震災復興支援チャリティイベント「Pray & Play for Japan マインドネオライブ」も早くも4回目となりました。8/20に行われたライブには、いつにも増して幅広い年齢層とジャンルのグループが出演いただきました。当店ならではの様々なライブの模様を、当日来られなかった方のためにレポートします!
▼Un Fraud

今回のトップを飾ってくれたのは高校生2人組ユニットUn Fraud。昨年出演の愛理さんが雨宮苓羽さんというパートナーを得て再び登場です。オケをバックに2人が歌った曲は「暗黒天国」「カレンデュラ・レクイエム」といったデカダンスな雰囲気ムンムンのアニメソング。これが2人とも上手い!ハイトーンも低音も自在に操る歌唱力には他の出演者の皆さんもビックリ!初ライブとは思えない堂々とした佇まいも大物の片鱗を感じさせてくれました。
▼桐生大樹

続いては、こちらも昨年登場してくださった桐生大樹さん。今回も抜群の歌唱力でオリジナルソングを聴かせてくれました。歌詞はラブソングから社会的なメッセージまで幅広いのですが、この人の歌声には、歌の内容に関わらず聴く人に確実に思いを届けることのできる力強さがあります。事実、初めて桐生さんの歌を聴く他の出演者やお客様からも大きな賞賛の声が上がっていました。次回はぜひバンドでの演奏も聴いてみたいです。
▼BAYSIDE ROCKERS

3番目は、今回当店ライブ初登場のハード・ロック・バンド、BAYSIDE ROCKERS。全曲オリジナルで非常にハイレベルな演奏を聴かせてくれました。オーソドックスなハード・ロックのリフを基調としながらも、何かの真似ではないBAYSIDE ROCKERS独自の曲として耳に残るメロディーセンスはさすがです。アップテンポな曲のみならずバラードでも演奏はぶれることなくタイトなまま。スタッフ一同その完成度の高さにビックリでした!
▼Oilman Brothers

次に登場はすっかりお馴染の実力派バンド、Oilman Brothers。毎回イーグルスやドゥービー・ブラザーズ、ステッペン・ウルフなどのカバーを中心に他の追随を許さない演奏を聴かせてくれますが、中でも今回は当店でのライブでは過去最高とも言えるほどの充実ぶりでした。でも本人たちはいたって自然体。クスッと笑わせてくれるMCも交えながら、リラックスした雰囲気であれだけのグルーヴを感じさせてくれるのは、やっぱりさすがの一言です!
▼ルーツ楽団

今回のライブもいよいよ佳境。5番目のバンドは今回初登場のルーツ楽団。スタンダードなジャズを聴かせてくれるベテランのグループです。マンドリン&ボーカル白井さんの声には熟練のボーカリストならではの渋みと味があって、店内を落ち着いたムードに変えてくれます。2曲ピアノで参加してくれたメンバーの娘さんも、中学生とは思えない堂々とした演奏ぶりで素晴らしかった。個人的にはサム・クックのカバーに痺れました!
▼Hypertensions

今回ラストに登場は、ジャズやボサノバのスタンダードナンバーを演奏するバンド、その名もHypertensionsです。ピアノやホーン、パーカッションも入った大所帯のグループですが、演奏はしっかりとまとまっていて、さらに細かい演出を一つひとつ決めていく様もさすがでした。「黒いオルフェ」や「アントニオの歌」そして「ベサメムーチョ」といった名曲の数々をじっくりと聴かせてくれた皆さんに、もう一度大きな拍手を送りたいです!
当日出演してくださった皆さん、そして暑い中お集まりいただいたお客様方、本当にありがとうございました!
【Mind-Neo 岡野】 |